新米養護教諭の日常

どこに需要があるかは分からないですが、面白い文章を書けるようになりたいと思っています。新米養護教諭です。

「情報モラル教育」とは

平成22年10月に文部科学省から、「教育の情報化に関する手引き」が出されました。その中身を紐解いていきたいと思います!

  社会の情報化が進む中で、児童生徒には、情報化による危険を回避する力をつける必要があります。情報化の影としては、インターネット上での誹謗中傷やいじめ、インターネット上の違法、有害情報の蔓延等があります。

 こうした問題を踏まえて、「情報モラル」について指導することが必要です。「情報モラル」とは、「情報社会で適正に活動するための基となる考え方や態度」のことであり、「他者への影響を考え、人権、知的財産権など自他の権利を尊重し情報社会での行動に責任を持つこと」  「危険回避など情報を正しく安全に利用できること」「コンピュータなどの情報機器の使用による健康とのかかわりを理解すること」など多岐にわたっています。

 ここで分かることは、単に危険を回避するだけでなく、情報社会に積極的に参画する態度を養うことが大切だということです。よって、情報モラル教育は、情報教育の一部として、「情報活用の実践力」や、「情報の科学的な理解」との連携を図り、それら全体のバランスの中で指導する必要があります。

 これらのことから、「情報モラル教育」とは、情報化の「影」の部分を理解することがねらいなのではなく、情報社会やネットワークの特性の危険な部分を理解した上で、よりよいコミュニケーションや人と人との関係作りのために、今後も変化を続けていくであろう情報手段をいかに上手に、賢く使っていくか、そのための「判断や心構え」を身につけさせる教育であることを念頭に置いておく必要が重要です。

 

 児童生徒が、情報化による弊害を受けないように、確実な指導をすることは教師、保護者等の重要な責務だと思います。我々自身も、変化し続ける情報社会に対応していくために日々研究と修養が必要になりますね!

お読み頂きありがとうございました🌸

 

ICT化のプラス面が多く書かれた記事を見つけたので、残しておきます👇

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20180326-00083165/