新米養護教諭の日常

どこに需要があるかは分からないですが、面白い文章を書けるようになりたいと思っています。新米養護教諭です。

認可外保育施設での死亡事故

 2年前に認可外保育施設で死亡事故があり、その事故の裁判について報道がされていた。

 私は次の実習で子育て支援センターに行くので、認可外保育施設や、待機児童等について調べていた所だったので目に留まった。

 その事故の内容について説明すると、事故は昼寝の時間に起きた窒息死で、乳児はうつ伏せで寝ており、嘔吐したものが詰まって気道が閉塞したようだ。

 問題点としては、保育士がその場にいなかったことと、乳児がぐったりしている様子をみて人工呼吸を実施したが、救急車を呼ぶまでに24分も時間差があったところだ。

 本来保育士は、乳幼児は容態が変わりやすいため、常に側で見守っている必要がある。また、身体に何か異変があると発見した際には迅速に救急搬送するなどの対応をとる必要がある。

 このニュースを受けて、

 養護教諭も、保育士と同じ人の命を預かる仕事であるため、危機管理体制を日頃から整えておく必要性や、対処の判断を誤ることが命を落とす危険に繋がることを強く認識させられた。

 学校生活全体で、児童生徒の健康観察を行い、健康課題(心臓病や、アナフィラキシー、事故等)など、起こりうる危険性を予測して、教職員全体で研修を重ねて危機管理体制を整えることが大切だと考える。