新米養護教諭の日常

どこに需要があるかは分からないですが、面白い文章を書けるようになりたいと思っています。新米養護教諭です。

読解力って何だろう

読解力って何かなと疑問に感じたので考えてみました。思考の垂れ流しを失礼します。

 

読解力、と一口に言っても、子どもはまずは読解力の習得から。発達段階に応じて読解力を伸ばしていく、というイメージです。

 

早速ですが、子どもの読解力には段階があると考えます。

まずは文字の羅列を文章 として理解する段階→次に前後の文章を理解し、物語であれば登場 人物の心情や時系列等を読み取る、説明文であれば情報を正確に読 み取る段階→そして、読み取った内容を活用する段階です。


説明文を読み取る力については、各教科の学習内容や設問を理解す る力や将来、ニュースや取扱説明書、 会議の企画書を読む力等に繋がるため、生涯にわたって養われるべ き実用的な力と言えます。
学校での指導方法としては、文章を読む際に、必要な部分を読み落とさず、 細部まで理解するために、何か文章を読んだ後は、何と書いていたかを発問し、答えられない場合は、もう一度じっくり読み直す。 そして、書かれている箇所を探してその意味を理解し、自分が読み 落としていたこと、間違って読んでいたことに気づくことが必要です。次回は、一回目からより細部を意識して読み取ることができるよう伝えます。

この積み重ねは授業だけでは無く、家庭で保護者とマンツーマンで本を読みながら「これはなぜ起こったの?○○ はどういう意味だった?○○は何匹いた?」等と質問し、内容を理 解しながら読む習慣をつけることが大切です。


読み取った内容を正しく活用する力とは、言い換えると、インプットした情報を元にアウトプットする力のことで、対話相手の心情や 、説明的文章を正しく読解した上で、その情報を元に、「返答や、 設問に対しての解答、状況を理解しどのような行動を取るか」 という力です。

(概括とも言えそうです。)
よって、アウトプットをするために、正しく情報をインプットする 、そのインプットの力が読解力であると考えます。

最後に、インプットをする際には、信頼できる情報であるか情報源を確認するなど、その情 報の根拠を意識する力を養うことも情報があふれる現代社会において必要だと考えます。

 

またいつか読解力について考えてみようと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました!