新米養護教諭の日常

どこに需要があるかは分からないですが、面白い文章を書けるようになりたいと思っています。新米養護教諭です。

アクティブラーニング

いきなりですが、みなさんは、アクティブラーニングという言葉を聞いたことがありますか?

アクティブラーニング(以下AL)とは、

〇学生を巻き込んだ学生自身が活動し、その活動自体について思考する、取り組みのすべて

〇授業において、学生が単に「見たり」「聞いたり」「ノートをとったり」する以上の活動をするようデザインされた教授内容に関係することすべて

〇教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学習者の能動的な学習への参加を取り入れた教授・学習法の総称 

等と文部科学省等において定義されています。

 

2020年には教育改革が行われます。ここにALが大きく関係してきますよね。

現代社会は日々変化しており、今後、職業が機械に代替されたり、外国人留学生が日本でも多く採用されるようになったり、、ということは言うまでもないでしょう。

これまでの教育の特徴である「知識詰め込み型」「教師が主体」「問いに対する正解は一つ」といった教育方法ではなく、生徒が主体的に自分で考え、表現し判断できるようになるために、ALが必要だと考えられています。

ここで一つの疑問が生じました。ALは全く新しい概念なのか?ということです。

分からないことは調べよう!ということで、調べてみたところ、、ALは今までもグループワークやディベート、作文などの形で行われていました。つまりALは非常に大きな概念であります。

そこで、「ALの視点に立った参加型授業」といった言葉が生まれていました。参加型学習には、「意見発表・交換型」「理解進化型」「課題解決型」の学習活動方法があり、これは、思考・表現力や問題解決力、主体性、協働性等を養うというねらいがあるようです。

ここで養護教諭の立場からALを考察しましょう!

養護教諭は保健指導の中で、「ALの視点に立った参加型授業」を実施しやすい立場にあると考えられます。理由は保健指導は評価をする必要がある、「教科」ではないため、地域や学年、クラス単位で必要性に応じて個別性のある授業を展開できるからです。教師主体の一斉授業ではなく、生徒が主体となって、プレゼンテーションや、リフレクション(振り返り)を行うことが出来れば、命の大切さ、喫煙、飲酒、薬物の恐ろしさ、いじめ問題等について生徒たち自身で考えを深め、他者の気持ちを考えながら、より適切な知識や道徳性を得ることが出来ると考えます。

安全に生活をするための知識や行動を身につけ、それを定着させるために、また道徳心を持ち、集団や社会と関わっていけるような授業づくりをするために、養護教諭にもALの視点が必要だと改めて感じました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

(もっと伝わりやすい文章が書けるようになりたいので勉強します!)