学校現場の救急処置
今日は学校現場における救急処置についてまとめました!
🌼鎖骨骨折→患側の腕を曲げて、健側の鎖骨に手を持ってくる。腋窩を通して包帯を2本巻く。その上から全体を固定するために、肘を包むように巻く。指が見えるように、肘部の包帯が長ければ結ぶ。
🌼手指、中手骨骨折→掌を下に向けた状態で固定し、三角巾で支える。三角巾は健側の肩で結ぶ。
🌼上腕骨折→上腕と前腕の両方を外側から包帯で固定して三角巾で結ぶ。手掌は体に向ける。
🌼前腕骨折→上腕骨骨折の上腕部の副子は不必要版。
🌼アキレス腱断裂→腹臥位にして、足先を延ばす。土踏まず、大腿部を副子に固定。歩かさず医療機関へ搬送。副子は膝よりも長いものを作用。
🌼大腿骨骨折→大腿部の外側と内側に副子を当てて固定し、医療機関へ。副子は膝よりも長いものを使用。
🌼アナフィラキシー症状→嘔吐があれば足を上げて、顔は横向き。呼吸困難があれば、起座位など安楽な姿勢に。エピペンを大腿前外側の筋肉へ注射し、医療機関へ。
🌼過呼吸→苦しい⇄呼吸の繰り返しになっているので、10秒ほど息を止めるか、ゆっくり浅い呼吸をさせる。リラックスするよう声をかける。
いざという時に落ち着いて対応出来るように、日常的にイメージトレーニングを行いましょう!
人権教育の歴史
☆児童憲章「1951年(昭和26年)に内閣総理大臣が招集した児童憲章制定会議によって制定された児童の教育と福祉に関する権利宣言」
全文と12条からなり、自動の生活保護、教育の保障、不当労働からの保護などを内容とする
🌷すべての児童は、から全て始まっている。教育のことだけではなく、すべての児童を守るための憲章
☆児童の権利宣言「1959年(昭和34年)に国連で採択された宣言。」
全文と、10条からなり、児童の優先的保護や教育の保障、差別扱いの禁止などを内容とする。
ㅇ児童は教育を受ける権利を有する
ㅇ児童の指導の原則=児童の最善の利益
ㅇ少なくとも初等の段階では無償かつ義務的
ㅇ遊戯及びレクリエーションの十分な機会を与えられる権利を有する
🌷教育についての記述が詳しくなった。児童の最善の利益を指導するというのが印象的
☆児童の権利に関する条約「1989年(平成元年)に国連で採択され、日本では1994年に批准。この条約で児童は保護の対象から、権利を行使する主体へ」
ㅇ自由に自己の意見を表明する権利を確保
、この場合においての意見は、年齢及び成熟度に従って考慮
ㅇ初等教育を義務的なものとし、すべてのものに対して無償とする
🌷児童の教育の権利や自由に意見を表明する権利表現の自由についての権利が書かれている。
児童が保護される対象ではなく、権利を行使する主体ということは、児童を1人の人間として扱うということ
☆人権教育のための国連10年行動計画「1995~2004年の10年間とした。それに対応する形で日本でも1997年に、国内行動計画が制定」
ㅇ知識と技術の伝達及び態度の形成を通じ、人権という普遍的文化を構築するために行う研修、普及及び広報努力と定義され以下を目指す。
a人権と基本的自由の尊重の強化
b人格および人格の尊厳に対する感覚の充分な発達
cすべての国家先住民および人種的民族的種族的宗教的および言語的集団の間の理解寛容ジェンダーの平等並びに友好の促進
d全ての人が自由な社会に効果的に参加できるようにすること
e平和を維持するための国連の活動の促進
🌷人権は普遍的な文化であり、それを構築するためには、研究、普及、広報努力が必要。人権感覚をつけることはいじめの未然防止に繋がったり、社会性もつくのでキャリア教育にも関係する。
認可外保育施設での死亡事故
2年前に認可外保育施設で死亡事故があり、その事故の裁判について報道がされていた。
私は次の実習で子育て支援センターに行くので、認可外保育施設や、待機児童等について調べていた所だったので目に留まった。
その事故の内容について説明すると、事故は昼寝の時間に起きた窒息死で、乳児はうつ伏せで寝ており、嘔吐したものが詰まって気道が閉塞したようだ。
問題点としては、保育士がその場にいなかったことと、乳児がぐったりしている様子をみて人工呼吸を実施したが、救急車を呼ぶまでに24分も時間差があったところだ。
本来保育士は、乳幼児は容態が変わりやすいため、常に側で見守っている必要がある。また、身体に何か異変があると発見した際には迅速に救急搬送するなどの対応をとる必要がある。
このニュースを受けて、
養護教諭も、保育士と同じ人の命を預かる仕事であるため、危機管理体制を日頃から整えておく必要性や、対処の判断を誤ることが命を落とす危険に繋がることを強く認識させられた。
学校生活全体で、児童生徒の健康観察を行い、健康課題(心臓病や、アナフィラキシー、事故等)など、起こりうる危険性を予測して、教職員全体で研修を重ねて危機管理体制を整えることが大切だと考える。
「情報モラル教育」とは
平成22年10月に文部科学省から、「教育の情報化に関する手引き」が出されました。その中身を紐解いていきたいと思います!
社会の情報化が進む中で、児童生徒には、情報化による危険を回避する力をつける必要があります。情報化の影としては、インターネット上での誹謗中傷やいじめ、インターネット上の違法、有害情報の蔓延等があります。
こうした問題を踏まえて、「情報モラル」について指導することが必要です。「情報モラル」とは、「情報社会で適正に活動するための基となる考え方や態度」のことであり、「他者への影響を考え、人権、知的財産権など自他の権利を尊重し情報社会での行動に責任を持つこと」 「危険回避など情報を正しく安全に利用できること」「コンピュータなどの情報機器の使用による健康とのかかわりを理解すること」など多岐にわたっています。
ここで分かることは、単に危険を回避するだけでなく、情報社会に積極的に参画する態度を養うことが大切だということです。よって、情報モラル教育は、情報教育の一部として、「情報活用の実践力」や、「情報の科学的な理解」との連携を図り、それら全体のバランスの中で指導する必要があります。
これらのことから、「情報モラル教育」とは、情報化の「影」の部分を理解することがねらいなのではなく、情報社会やネットワークの特性の危険な部分を理解した上で、よりよいコミュニケーションや人と人との関係作りのために、今後も変化を続けていくであろう情報手段をいかに上手に、賢く使っていくか、そのための「判断や心構え」を身につけさせる教育であることを念頭に置いておく必要が重要です。
児童生徒が、情報化による弊害を受けないように、確実な指導をすることは教師、保護者等の重要な責務だと思います。我々自身も、変化し続ける情報社会に対応していくために日々研究と修養が必要になりますね!
お読み頂きありがとうございました🌸
ICT化のプラス面が多く書かれた記事を見つけたので、残しておきます👇
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20180326-00083165/
模擬授業の必勝法!
進め方
①模擬授業では、45分〜50分の授業案を作る
②本番では、自分が1番魅せられる部分を8~10分程度切り取り、実施する。
③後の個人面接で、評価方法や、この後の授業の内容について問われる
〜必勝法とは〜
〇導入から入る場合は、「教科書ノート筆記用具の準備が出来ているか?」聞く。
〇授業の入りに15秒くらい、引き込むための話をする。(こんなこと知ってる?、今日の話はこんなことに役立つよ、こういうことが出来るようになるよ等)
〇発問は3問程度で、実際に生徒を見つめるように発問する。目線と姿勢が大切。
〇第一印象で面接官の中の合否が一先ず決まるので、研究する
綿密に準備をして、フィギュアスケートのように、加点を増やしていきたいものです。頑張りましょう✨